美保中数学祭を実施しました!

2023/07/11

  『生徒のみんなに数学をもっと好きになってもらいたい!』

 この願いのもと、全国から大勢の先生やお客様が集い、数学祭を実施しました。

 


 本校の教員のプレ授業を皮切りに、公開授業3つ行いました。

 公開授業①は、東京学芸大学付属小金井中学校の中逸 空先生のさっさ立てを用いた「連立方程式」でした。生徒の興味・関心を沸き立たせ、生徒の疑問から新たな発問につなげる授業展開でした。

さっさ立ての秘密を探ろうと生徒は必死です!

 公開授業②は、島根県松江市立第三中学校の柘植 守先生の「文字の式」の学習でした。生徒が多面的に考え、アウトプットするような発問から始まり、授業の終わりにはホワイトボードいっぱいに生徒の考えで溢れかえりました。

エッ!自分の考えとは違う人の思考を考えてみる!?


 公開授業③は、お茶の水女子大付属中学校の藤原 大樹先生の「平方根」の学習でした。B版の用紙の秘密を探るために、用紙の長さを実測したり、平方根の考えを用いて、白銀比を計算で求めたりと、帰納的思考から演繹的思考につながる内容でした。



 今年度、初めて数学祭を行いましたが、生徒の「面白かった、楽しかった。」という感想にとどまらず、多くの生徒が、授業が終わったあとも、先生方に自分の考えを伝えに行ったり、質問に行ったりという姿があるなど、楽しさの余韻が残る祭りとなりました。

 授業をしてくださった先生方をはじめ、県内外の先生方、県内外の教育委員会の皆様、教科書会社の皆さま、御参加いただき感謝申し上げます!


 次は、秋に、社会祭を予定しています!