同窓会入会式を行いました(堪忍柳)
2023/03/09
卒業式を明日(3月10日)に控え、それに先立って本日(3月9日)に同窓会入会式を行いました。本校同窓会長の友森篤夫様をお迎えし、52名の入会の承認後に、短い時間ではありましたがお話しいただきました。
お話の中で、江戸時代の禅僧・画家の仙崖義梵(せんがいぎぼん)作の堪忍柳(かんにんやなぎ)を紹介されました。
堪忍柳のこの画には、「この先、思いもよらぬ逆風(困難なこと、苦しいこと)があっても、柳の枝葉のように逆風は仕方無しと受け流し、幹(自分自身)は大地にしっかり根を下ろし、やるべきことをコツコツとやっていくうちにいつしか風向きはかわってくるものだ」という意味が込められているそうです。
この堪忍柳の話を通して、自分自身の判断や感覚をこれからも大切に生きてほしいという願いをお話されました。また、本校が大切にしている発信力についても触れられ、自分の思いや考えを伝えることは実は自分の成長につながるものだとお話されました。
お忙しい中、友森同窓会長様には大変お世話になりました。今後もどうぞよろしくお願いいたします。
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| 堪忍柳画賛 出光美術館所蔵 |

